ひとことで言うと
伊藤忠グループの安定基盤に支えられ、月残業8.5時間・育休高取得率・長期雇用文化という「働きやすい大企業」の典型。100年のプラスチック技術を軸に建築・農業・半導体など多彩な領域に関われる幅の広さが特徴だが、評価の透明性には課題感がある。ゆっくりと安定的にキャリアを積みながら、穏やかな社風の中で長期的に活躍したい人に向く会社。
企業のいま
事業領域
建築資材・シビル事業(マンション外壁材・インフラ向け止水材)、フィルム事業(農業用・包材向けシュリンクフィルム)、高機能材事業(半導体工場向け帯電防止樹脂板・難燃板)の3本柱で構成。国内特許出願累計150件以上を目指す新技術開発と、環境配慮型製品の創出(累計20件以上)を中期計画の柱に掲げる。売上1,376億円規模(2025年3月期)で連結子会社は20社超を擁する。
多彩な産業分野への素材供給力と、プラスチック技術100年の蓄積を活かした高付加価値製品の開発
- 上場
- 東証プライム
- 本社
- 大阪府
- 従業員数
- 1,109名
社風キーワード
1919年創業以来培ったプラスチック加工技術を核に、建築資材・フィルム・高機能材の3領域で事業を展開。2024年からの中期経営計画「Go Beyond 2026 革新」で、新製品売上比率20%・新素材新領域開発3件以上を目標に掲げ、従来の安定路線から「攻めの姿勢」へシフトしている。
みんなの声
※ 公開されている社員クチコミをもとに要約しています
「早出・残業の規制が非常に厳しくなってきており、有給休暇も取得しやすい」という口コミが多い。月残業8.5時間(女性活躍推進DB)という数字は製造業として驚異的な低さ。繁忙期でも業務量が管理されているため、WLBを重視する人には好環境と評価されている。
「管理職を少なくした結果、評価者が偏り、上司に気に入られるかどうかで評価が左右されやすい」という声が複数ある。年齢に対しては平均的な給与水準との評価が多く、急激な昇給は難しい。一方「英語研修などスキルアップ支援に会社がお金を出してくれる」という好評も。
育休取得率が男性103.4%・女性100%(2025年4月実績)という数字が示す通り、育休・育児支援は非常に手厚い。「子どもがいる女性は配慮が多く働きやすい」との口コミが複数ある。フレックスタイム・在宅勤務との組み合わせで育児と仕事の両立がしやすい環境。
「風通し良い職場を目指しすぎて、アンケート結果が悪いとすぐ改善策が出てくる」というコメントが印象的。社員は話しやすい人が多いが「穏やかな社風の反面、新たなことへのチャレンジが遅い」との指摘もある。社内サークルや交流イベントがあり仲は良い。
「部門が複数あるため、業績の良い部門が悪い部門をカバーしてくれる安定感がある」という口コミが多い。伊藤忠グループという大きなバックボーンと、100年の事業継続性が長期安定を担保している。男性平均勤続年数20.1年という数字が、この安定感を裏付けている。
業績ハイライト
売上高の推移(億円)